と、そういうことを考えてると、料理のレシピ本とかは、単に手順だけでなくて、「なぜそうするのか」という理由を書いておいて欲しいよなー。と、思ったりする。
「材料はこれです」って、その種類と、量はどうやって決めてんの?とか、「ここで一旦火を弱め3分後に…」とか、なんで火を弱くすんの?3分ってどっから出てきたん?とか、そういうあたりを。こう、なんか。


そうすれば、そういった知識を蓄えることによって、他の料理を作るときにも応用できるんじゃないかなー、とか、思うのだった。


この話からわかることは、人間というものは、自分の専門以外の話になると、「ちゃんと手順と背景を記述しておけば、プロの技がスケーリングするんじゃないかなー」と、錯覚してしまう、という話であり、その錯覚を利用した職業としてコンサルタントなどが挙げられる。