【全ブロガー必読!】ブログエントリのタイトルが画期的に長くなってしまう衝撃の理由がついに明らかに!!
なりません。
我々はブログエントリに恥ずかしいタイトルを付けるべきだろうか?
最近、人気webページのタイトルが、なんというか、「〜が何々すぎる、なんとかかんとか」という感じがあって、まあ、ぶっちゃけていうと、ウザい印象があったのだが、
http://b.hatena.ne.jp/articles/201112/7097
を読んで、印象ではない気がしたので、エントリのタイトルの長さをカウントしてみたところ、
2005年ランキング http://ebi.dyndns.biz/hateburanking/2005/ 1位: 19文字 2位: 27文字 3位: 6文字 4位: 9文字 5位: 32文字 平均: 18.6 2007年ランキング http://ebi.dyndns.biz/hateburanking/2007/ 1位: 40文字 2位: 27文字 3位: 15文字 4位: 8文字 5位: 40文字 平均 : 26.0文字 2009年ランキング http://ebi.dyndns.biz/hateburanking/2009/ 1位: 23文字 2位: 20文字 3位: 19文字 4位: 15文字 5位: 19文字 平均: 19.2 2010年ランキング http://ebi.dyndns.biz/hateburanking/2010/ 1位: 46文字 2位: 35文字 3位: 39文字 4位: 74文字 5位: 25文字 平均: 43.8 2011年ランキング http://ebi.dyndns.biz/hateburanking/2011/ 1位: 66文字 2位: 35文字 3位: 46文字 4位: 54文字 5位: 52文字 平均: 50.6
ここ2年で確実にタイトル長くなってるので、そういう傾向があるのは気のせいではないと思う。
(あと、2005年は、アップルとかWikipediaとか入っててなんか時代を感じる)
何故タイトル長くなるのか、は、
- 使われてるタイトルが多くなったので、名前空間の都合上、プレフィクスが付いている(詰んでる分野ほど論文のタイトルが長くなる[要出典]のも似た現象か?)
- そういうほうがウケがいいというのが判明しつつある
あたりかと思う。しかし、長くなる理由は、なんとなくわかるが、昔は、何故それをやっていなかったのか?とか、考えると、こういうタイトルの付けかたを普及させた人達は、ある種のパイオニアと呼ぶべきか。
それはいいとして、このとき、そういう長くて感情に訴えかけるタイトルについて「なんかイラっとする」という印象を持ってしまうのだが、これって何なのだろうな?
文章を書くときに、「わかりやすいタイトルを付けよう」というのは、重要なテクニックなのだから、ここ数年で、世間のライティングレベルが向上した、と、考えるべき場面、のはずなのだが、直感では、逆で「ネット住民はバカになっていってるのではないか?」という印象を持ちそうになる。(実際はどうか知らない)
実用上も、タイトル読むだけで、
- 自分の目的と一致しているか
- どういうことが書いてあるか
わかってるほうがいいので、「Hogeを作るときの心構え」みたいなのよりも、「画期的にわかりやすいHogeを短時間で作る方法」の、ほうが、確実によいと思うのだが。
まあ、いくらか、思い当たる点が無いでもない。
- 知識がチャラいものとして広まることへの危機感
- 誰しも、「学は崇高なものであるべき」みたいな考えはあると思うのだが、そういう常識に対してくさびを打ちつけられてる感。まあ、これは相対的なもので、僕は、CSは論文とか全て滅びて、webページにすべきとか考えてるが、そういう考えは、ちゃんとアカデミックに生きてる人からしたら、チャラい行動に見えるだろう。なので、「学は崇高であるべき」か、どうかは、よくわからないが、まあ、そういう哲学が、一種の嫌悪感に繋がってる気がする
- こういう恥ずかしいタイトルを付けられる能力に対する嫉妬
- 僕だって…僕だって…ああいう恥ずかしいタイトルを付けられれば、ブクマがんがんもらうことだってできるのに…!内容は奴らよりも上なのに…みたいな、嫉妬的な感情が、ネガティブな印象を呼んでる感はある
が、どちらも常識にとらわれてる感があるので、そういう感情を抑えこんで、読む側および、アフィを貼る側双方のメリットを考えて、恥ずかしいタイトルを付けるという選択肢を考えてもよいかもしれない。
でも、自分が読む側に立ったときを考えると「タイトル地味でこんな内容かよ!」とかは、やっぱり面白さのスパイスとして欲しいところであるし、自分の技術的に、「大げさなタイトル付けなくても、ちゃんと最後まで読んでもらえる文を書くテクニックが欲しい」みたいなのがあって、あと上ふたつの常識とかがあって、なかなか難しいところである。
さて、我々は、ブログエントリに恥ずかしいタイトルを付けるべきだろうか?
まあ、その前に僕はもうちょっと書く回数を増やしたほうがいい。