というわけで一週間に渡るうどん修行の旅を終えたので当初の目的へ戻ろう。ソースうどん。
めんつゆにソース。
きつねにソース。
できた。
まあ、そもそも、焼きうどんとかソースうどんなわけだし、ソース+ダシの組み合わせはお好み焼で安全が確認されているし、カレーうどんとか、冷静に考えると結構ゲテモノなわけだし、という点を考えると、全く、どこに問題があるんだ、という感じですね。
感想 : これはまずい
僕は何が起きてるか知ってるので食べられるが…知らないで食べたら僕の広い心でもちょっと拒否するかもしれない程度にまずいな。
なんというか、ソース味が薄まって微妙な感じの味になった上に、ソースの酸味がはっきりと感じられて、さらにその酸味がダシの苦味を加速してる?ような風味が…ソース好きの人でもこれは許せないんではないですかね…
油揚げは…許容範囲…だが、酸味が微妙すぎるのでしょうゆの方がいいな。
なんというか、ソースは、「薄めて使う」系の処理に弱いのではないか、という感じだなぁ。
薄めると使えない系の液体は結構あって、例えば、薄めたシャンプーは使えるが、薄めた牛乳は飲めないとか、そういう感じで、ソースも、薄めて使えないのではないだろうか。
ブルドッグさんのレシピによると、「800ccに対して100g(=約85cc) = 10%(とりあえず他の材料は考えない)」という比率が記述されており、これは、うどん汁における「600ccに対して大さじ1(15cc) = 2.4%」という比率に比べるとかなり高い。
また、前回の肉じゃがとかだと、「1カップ(180cc)に大さじ1 = 7.7%」であって、これもやはり高い。
この7%〜2.5%の間くらいのどこかに閾値があるのではないだろうか。確かに、記憶を探っても、ソースを一定異常薄めて使うようなレシピは思い出せないな…
というわけで、うどんという反例をもって、「ソースと醤油は両方万能であるから任意に交換可能」説は明確に否定されたのであった。
以上をもちまして、シリーズSSKBを終了したいと思います。長らくのご愛顧、誠にありがとうございました。