昨日も書いたが、日本人は、もっと、本人の前で、その場でブチ切れたりしろよ、と、思う。まあ、もちろん、そればかりでは駄目だと思うが、あとで関係無い人に愚痴を言うくらいなら、本人の前でブチ切れたほうがよっぽど世の中の役に立つのに、と思う。

コミュニケーション能力、という言葉がある。前にも書いたと思うが、僕の中ではコミュニケーション能力というのは、[bps]という単位で具体的に数値化できる能力であって、よーするに、単位時間あたりに、相手を何回驚かせたり、怒らせたりできるか、という能力である。
非コミュの人間的には、「コミュニケーション(w」みたいな感じであって、まあ僕もその点は非常に共感できるのだが、まあ、それはどうでもよくて、コミュニケーション能力というのは、本来、相手と立場、意見、信条などが異なる時に発揮されるべきだろう、と、思うのである。僕はまあ、常々自分にコミュニケーション能力が無いことは自覚しているが、それでも、肝心な時、自分と相手の意見が違った時、相手に対して怒りを表現したいときに黙っているような大半の日本人と比べたとき、よっぽど僕のほうがコミュニケーション能力はあると思うのだが。


僕が社会人になって以降、一番大人達に落胆したのはその点だ。色々と、僕よりも優れた人は何人もいた。しかし、それでも、意見を言うべき時に意見を言って、ブチ切れるべき時に僕より先にブチ切れた大人は一人もいなかった。僕は、人よりも喋る人間だとは思えないし、怒りっぽい人間だとも思えないのだが。

まあ、その点は、若い人達の役割だというのもあるかもしれないが。

僕も一番若い世代では無くなってしまったので、若者へのアドバイスということで適当なことを書いておくと、若者達は社会に出たあとも、もっとブチ切れるべきだと思う。理不尽を押し付けられたとき、相手と意見が違ったとき、なんかよくわからんがむしゃくしゃした時、ブログや2chや増田に冷静に論理的な文章を書いたりするのではなくて、twitter に「ぶち切れたなう」とだけ書き込むと、よいのではないかと思う。