どのへんが似たような問題なのかというと

「エンジニアの待遇を改善しろ」っていう主張は、「いい感じのアプリケーションを作ってくれ」みたいなあいまい要求と同じような問題で、まあ、その人の気分を的確に表現しているけど、言われた側は困るというような。


つまり、SEの問題の本質として、「結局何をどうしたいのかよくわからない」という問題が、開発する対象にも発生しているし、自分自身の待遇問題についても発生していて、

  1. エンジニアに「いい感じアプリケーションを作ってくれ」みたいなあいまい要求を投げる
  2. エンジニアにフラストレーションが溜まる
  3. エンジニアが「待遇を改善しろ」みたいなあいまい要求をさらに上位に投げる

というように、エンジニアがあいまい要求変換器みたいな挙動をしているという構造が好き。