哲学者の食事問題を解決する

さて、哲学者の食事問題で、最もわかりにくい部分となるのは、「テーブルに座ってるみんなが両手にフォーク」という非常に、不自然なシチュエーションにあると言ってもいいだろう。複雑にからみあったスパゲティって、なんだよ。
だがしかし、これは、箸を使うことで解決できるのではないのか、というのに、ふと気付いた。箸であれば、「ふたつとも同じもの」でも、不自然さは無い。さらに、「フォークしかない」という状況に比べると、「箸しかない」という状況は極めて自然であると感じる。フォークしかない状況では食事が限定されてしまうが、箸を使うことによって、テーブルの上の食事を一般化することができる。


箸はなんというか、素晴らしすぎるよな。複雑さを増やすことなくスプーン以外の機能を持っているのである。いや、複雑か?
まあいいか。しかし、これでも、「なんで箸をちゃんと二本そろえとかないの」と、いう不自然さが解決できないので、そういうときはセマフォとか使ったらいいんじゃないかと思った。