レビュー

id:odawara が「うちの米だ。試しに食べてみろ」と、2kg分送ってくれたのでレビューを書こうと思う。

対決するのは、比較用に近所のスーパーで買ってきた宮城県産ひとめぼれである。

この日にそなえて、米が届く2日前から圧力鍋で米を炊く練習をしていたのだった。炊飯技術については、チェーン外食店と同じくらいにはなってると思う。

できれば、同じ条件で炊いたものを並べて食べ比べをしたいのだが、設備の都合上不可能なので、順番に食べた感想を記録していく。

1日目夕食 遊佐のひとめぼれ

とりあえずこちらから。

あまりご飯おさえるのはよくないとわかってはいるのだが、ゴーゴーカレーの人が、きれいにご飯を丸くする技術を見てるとなんかやりたくなってしまったので、最近は丸めるようにしている。(いやでもこうやって後で写真で見るとあんまきれいに丸まってないね…)

おかずは、思い付くままに材料を投入した「あんかけイカ韮もやし」である。これが大失敗であった。片栗粉多すぎて一個の固形物みたいになってしまった。
いや、片栗粉の袋に、「おおさじ1杯に対して、おおさじ2杯の水で溶いて使う」とか書いてあったので、これを水:粉 2:1と勘違いして、まあ、なんかそんなこんなで非常に微妙であった。

米はおいしかったが、僕の舌のsensitivityでは、多分並べて食べないと違いを認識できないな…というのを把握した。

2日目朝食 宮城のひとめぼれ

続けてこっち。宮城のどこかはわからない。

水の量、炊きかたともに同じにしてあるはずだが、遊佐のほうがちょっと水多めの気がしたので、そこらへんが違うのかも…。

おかずは、昨日と同じく「あんかけイカ韮もやし 〜リベンジ〜」。片栗粉の量は間違えていない。
ごま油を使ったときに、「これ使えば俺でも梅蘭やきそば作れんじゃね?」と思って、あんかけを練習しているのだが、明らかになにか足りてないな。通常、中華風のあんは鶏ガラを入れるっぽいので、それが足りないのかなぁ…

2日目夕食 遊佐(圧力鍋) vs 宮城(炊飯器)

とりあえず並べて食べないとわからん、ということで、鍋で遊佐の米を、炊飯器で宮城の米を炊いた。

結論としては、鍋で0.5合の米を炊くのは無理だといった感じで、なんかわずかに芯が残ってる感があって微妙だった。
うーん…1合炊けというのか…まあ、やるなら1合づつ炊いて半分冷凍庫かな…
しかし、食べ比べてみると、炊飯器で炊いても鍋で炊いてもあんま変わらん気がするな。鍋のほうがすぐできるけど。
玄米炊いてたころは、炊飯器の力不足を感じて圧力鍋以外選択肢は無いという結論だったのだが、白米だと、そんなに違いがわからん。

おかずは秋刀魚。一時期は198円とかになってて、悲惨な感じだったが、今日は128円と、それほど悲惨な感じではなかった。

3日目朝食 遊佐(炊飯器)

宮城(炊飯器) vs 遊佐(圧力鍋)は飽きてきたので中止となりました。
普通に炊飯器で炊いた。おかずは秋刀魚。

めんどくさくなってきたのでまとめると、結論としては、両方新米でひとめぼれだったらそんなに違いはないのかも、というような話にしようと思って、宮城の米を確認したら、21年度産とか書いてあって、「あれ…今年って平成21年だっけ…」と、いったような感じで、新米と古米の区別すらついていなかったことが発覚したのだった。

まあ、新米は水少な目でいいという意味が分かったので、収穫はゼロではないです。よかったです。

全然レビューになってないが、odawaraいわく、温度変化が大きい土地だと米がうまくなる理論らしいので、気になった人や舌のsensitivityに自信のある人は http://www.yuza-farm.com から買えるらしいのでどうぞ。