昨日考えたこと

派遣されてからというもの、少しだけ特殊な環境(スーツで出勤なのですよ)のおかげで、営業レベルの話を聞く機会とか、営業の人と飲む機会が増えた。
昨日もそういう感じで飲んでたんだけど、なんというか、僕のようにキモいオタがああいう東京のどまん中で、そういう人達と飲んでる、っていうのは、以前からは想像もできないような状況であったりする。


で、僕がどうなのか、っていうのはどうでもいいとして、昨日は、金を稼ぐっていうことは、本当に大変なのだ、と、いうような話を聞けたわけだ。
…って、あれ?そんな話してなかったような気もするけど。酔ってたのでよくわからん…。でも、話としてはそんな感じだったような気がする。


なんか思い出せないけど、とにかく、営業の人達からしたら、自分のような存在がどれだけうっとうしいか、っていうのが、わかったような気がする。
末端の人間は、「明日のための生活費さえあれば十分ですよ」みたいな感じで考えていればいいのかもしれない。けど、仕事をとりにいく人間は、そんな中途半端な気持ちで客先に行ったところで、仕事なんかもらえるはずも無い。
僕のような考えの人間がいると、稼ぐ気の無い末端の人間の生活費ために、一部の人間が神経と靴の底を擦り減らして、仕事をしないといけない、っていうような感じになってしまうわけだ。


昨日飲んでた人は、元技術者だったので、技術者を馬鹿にしてるような感じは全く無かったけど、それでも、営業の人達が「技術者は俺達のおかげで生活できるというのに…」と、考えていたとしても、それは間違いとは言えないんじゃないだろうか。


よくわからんな。プログラマがそういうお金稼ぎの重要さに目覚めて、結果として、コードを書く技術を磨く努力を怠る、なんていうことをしたら、それは間違いである。と、言えるかもしれんが、それでも、営業の人達の意見を聞ける立場にありながら、「会社では刺激が無い」などとwebの日記で書いて、何も学ばない奴がいるとしたら、そいつは、間違いなく役立たずの無能なのであろう。